道路災害管理能力向上プロジェクト
The Project for Capacity Development for Road Disaster Management in the Republic of Tajikistan
実施中案件

- 国名
- タジキスタン
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 運輸交通
- 協力期間
- 2017年4月~2020年8月
プロジェクト紹介
内陸国のタジキスタンは、国内の貨物・旅客輸送を道路交通に依存しています。国土を縦断・横断する国際幹線道路は、アジアハイウェイやCAREC回廊(Central Asia Regional Economic Cooperation Corridor)に指定されて重要な機能を果たしています。しかしながら国土の約9割が山岳地帯であるため、冬季には雪崩などの雪害、春季には雪解け水による洪水被害・落石・地すべりが頻発しているものの、十分な災害復旧体制がとられておらず、また災害管理に必要なデータベースもない状況です。この協力では、同国運輸省および対象地域の道路管理事務局(SETM)において、道路災害管理の体制面や技術面の指導を行うことにより、これら関係機関と道路維持管理事務所(SEHM)が道路災害管理を効果的に行うための能力の向上を図り、対象のSETM、SEHMが管理する国際道路・国道における道路災害の軽減に寄与します。