マリカルチャビッグデータの生成・分析による水産資源の持続可能な生産と安定供給の実現

The Project for Optimizing Mariculture based on Big Data with Decision Support System in Indonesia

実施中案件

国名
インドネシア
事業
技術協力
課題
農業開発/農村開発、水産
協力期間
2017年11月~2022年10月

プロジェクト紹介

インドネシアにおいて水産業は食料供給・雇用・外貨獲得で重要な役割を果たしており、中でも水産養殖、特に商品価値の高いハタ類や海藻類を生産するマリカルチャ(海面養殖)への期待が高まっています。マリカルチャが持続的に発展するためには、魚病や大量死の削減と適切な経営管理が必要で、海洋汚染・海水温上昇に起因した赤潮等の環境変化の予測と生産損失の回避、種苗や給餌の管理が重要です。この協力では、海面養殖ビッグデータを収集し、海面養殖事業の最適化のためのシステムを構築します。教育訓練を通じ、同システム活用の普及を図り、事業の経営改善と養殖振興計画の策定・海面汚染止に寄与します。

協力地域地図

マリカルチャビッグデータの生成・分析による水産資源の持続可能な生産と安定供給の実現の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 給餌するワーカー。ワーカーの所得向上がプロジェクト目標のひとつである。 

  • 湾内の平穏域に浮かぶ生簀がワーカーの職場である。 

  • 生簀内のグルーパ。育成期間は8ヶ月程度である。 

  • へい死したグルーパ。ワーカーの仕事はへい死したグルーパを数えることからはじまる。 

  • ワーカーの仕事の観察がICT導入の第一歩となる。 

  • スケッチを用いることで言語の壁を越えたコミュニケーションが可能となる。 

  • 手書きの日誌。残念ながらデータが有効活用されていない。 

  • 日誌の電子化によるデータの有効活用をオーナーに提案した。 

  • 3次元海底地形図を作成するための測量の準備。 

  • カウンターパート、オーナーとの集合写真。協力体制が築かれている。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。