生態系サービスへの支払い(PES)国家プログラム立案への貢献

PIREDD Kwilu1は、国家REDD基金(Fonds National REDD/FONAREDD)が9月28日にKikwit市で開催した「PES国家プログラム立案の情報共有ワークショップ」に、州知事とともに参加しました。FONAREDDは、CAFI2とコンゴ民主共和国が締結した「2021年から2031年までのCAFIの枠組みにおけるグリーン開発パートナーシップの更新と拡大に関する意向書(LOI-2)」に基づく基金を活用して、国家レベルでの生態系サービスへの支払い(PES3)プログラムを立案しています。このプログラムは3年間で資金規模が2千万ドルあり、受益者は世帯・個人対象と村落対象の2種類に分かれています。このワークショップでは、PIREDD KwiluにおけるPES支払いに関する経験を発表し、PIREDD Kwiluの経験と教訓を活用する検討が行われました。

写真: 州知事が参加した開会

写真: 州知事が参加した開会

写真: プロジェクトに参加している村落住民も参加した議論の様子

写真: プロジェクトに参加している村落住民も参加した議論の様子


1 PIREDD Kwilu:Programme intégré REDD+ Kwilu/Kwilu州におけるREDD+統合プログラム。
2 CAFI:The Central African Forest Initiative(中部アフリカ森林イニシアチブ)。中部アフリカ6つのパートナー国における国レベルのREDD+及び低排出開発投資をサポートする協力機関。
3 PES:Payment for Ecosystem Services(生態系サービスへの支払い):生態系サービスの受益者や利用者が、それらのサービスの管理者や供給者に支払う、あるいは資金拠出を行うためのスキーム。