プロジェクト活動の記録：2020年1月～2023年3月

2020年1月にプロジェクトが開始して以来、保健省疫学監視局（DSE）のカウンターパートが中心となり、世界保健機関アフリカ地域事務局（WHO AFRO）が普及する疾病監視対応戦略Integrated Disease Surveillance and Response (IDSR)の導入に注力してきました。
主な活動として、コンゴ民主共和国の疫学状況や保健システムに合った指針、手引書、研修教材などを作成し、コンゴセントラル州の州保健局や9対象保健管区において、疫学監視システムの運営管理担当者、医療施設の医療従事者、村の保健ボランティアなどを研修しました。
また、国立生物医学研究所（INRB）への資機材の供与、国家州公衆衛生検査室（LPSP）と地域総合病院（HGR）の検査室職員に対する診断法の技術研修を通じて、検査能力の強化も図りました。
ただ2020年～2022年にかけて、新型コロナの影響を受けてプロジェクト活動が滞ったり、制限されたりしたため、プロジェクト終了が2024年1月から2024年10月に延期されました。

2020年～2023年前期の活動を紹介する広報動画（英・仏版、2023年3月作成）：
RDC: Surveillance à base communautaire 03/2023 - YouTube