持続的漁業に向けた覚書の締結

2023年11月2日、持続可能な漁業活動の作業部会が開催されました。この作業部会では、主に、カラヴァスタ湖における魚類のモニタリング、侵略的外来種であるブルークラブ(Callinectes sapidus)のモニタリング、そして公園管理局、漁業検査官、漁業組合(FMO)の三者間の協力体制について話し合われました。

侵略的外来種であるブルークラブのモニタリング結果から、夏季(6月- 9月)に多く発生していることが分かり、漁業組合は駆除対策を行うことを決定しました。

また、カラヴァスタ湖における持続可能な漁業を継続していくために、公園管理局、漁業検査官、漁業組合の三者間で持続可能なパートナーシップを築くための覚書「共同努力:カラヴァスタ湖における漁獲とゴドゥラ湖におけるブルークラブのモニタリング」の署名が行われました。これにより、プロジェクト終了後も引き続き、各関係者が協力して持続可能な漁業に向けた活動を進めていくことが期待されます。

公園管理局、漁業検査官、漁業組合代表者およびJICA専門家での集合写真

公園管理局、漁業検査官、漁業組合代表者およびJICA専門家での集合写真

覚書への署名の様子

覚書への署名の様子