ディヴィアカ・カラヴァスタ国立公園における水鳥調査の実施

ディヴィアカ・カラヴァスタ国立公園では、2024年1月13日から14日にかけて、公園管理事務所およびNGO、ボランティアにより、2024年の水鳥調査が実施されました。この調査は、国際的なモニタリングの枠組み(https://www.wetlands.org/knowledge-base/international-waterbird-census/)に基づき、世界143カ国で実施されており、アルバニア国内の33カ所の湿地においても、同様に調査が行われました。
ディヴィアカ・カラヴァス国立公園では、生態系モニタリングの一環として、公園管理事務所の職員が参加し、本プロジェクトにより調達した各機材(双眼鏡、スコープ、ドローン等)を用いて、公園内の 20 地点において調査を行いました。
調査の結果、ディヴィアカ・カラヴァスタ国立公園では、48種25,473羽の水鳥が確認されました。得られたデータは、公園管理事務所において整理され、公園域内の鳥類種の動態や個体数、分布を把握するのに役立てられます。
本プロジェクトは、引き続き公園管理局の生態系モニタリング能力の向上に資する活動を支援していきます。

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モニタリングを実施する公園管理局職員

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コビトウ(Microcarbo pygmaeus) 等の水鳥