世界環境教育デーにおける学校啓発活動の実施

2024年1月26日の世界環境教育デーに因んで、公園管理事務所職員は、日本人専門家とともに、ディヴィアカ市内にあるCermë-Sektor高校を訪れ、環境教育の重要性について授業を行う学校啓発活動を実施しました。

公園管理事務所の環境教育担当者は、プロジェクトで作成したビデオ、地図等も活用しながら、ディヴィアカ・カラヴァスタ国立公園における本プロジェクトの枠組みの中で実施された環境教育活動について説明し、環境教育の重要性を伝えました。

環境教育活動は、公園管理事務所が、積極的に地域の小中学校やディヴィアカ市の教育局と協力して実施している活動のひとつであり、プロジェクト開始以降、公園管理事務所職員とJICAプロジェクトチームは、ディヴィアカ市内の小中学校を訪問し、啓発活動を行うなど、定期的な環境教育活動を行っています。また、この活動をより体系的に実施できるようにするため、様々な教材開発や計画策定も支援しています。

本授業に参加した生徒や教師からは、「環境教育活動に大変興味を持てた。環境教育活動に参加することは、国立公園や生物多様性保全のために地域全体の意識を高める上で非常に重要だと思う」といったコメントが寄せられました。

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JICAプロジェクトの枠組みで実施している環境教育活動に係る講義

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グループワークでそれぞれの環境教育・啓発メッセージを作成