「国際観光ガイド」デーにおけるグリーン&クリーンイベントの実施

2月22日、「国際観光ガイドデー 」および2024年を「森林の年」と宣言する国家保護区庁(NAPA: National Agency of Protected Area)のイニシアチブのもと、地域保護区局Fier支局(RAPA-Fier: Regional Agency of Protected Area - Fier region)は、エコツーリズムを実施する地元の観光ガイドと協力して、ディヴィアカ・カラヴァスタ国立公園内に松の苗木を植えるグリーン&クリーンイベントを開催しました。

ディヴィアカ・カラヴァスタ国立公園は、アドリア海沿岸において特徴的な美しい砂丘林を形成しています。そのため全世界の観光客から人気のある場所のひとつとなっており、観光、リラクゼーション、ピクニック、学術研究、調査などに活用されています。

地域保護区局Fier支局は、本プロジェクトの支援を受け、アルバニア全国のエコツーリズムガイドと協力し、ディヴィアカ・カラヴァスタ国立公園地域におけるツーリズムの環境への負荷を低減させ、地域の自然価値を尊重する適切な観光を促進するために、エコツーリズムガイドへ研修を行い、生態系に基づく公園管理に向けた資料を提供しました。このようにプロジェクトでは国立公園の管理者が生態系に基づく「ワイズユース」や「サスティナブルユース」の理念を持ち、エコツーリズムガイドへ働きかける活動を、ネイチャー・ポジティブ・エコツーリズムとして支援しています。

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地元の観光ガイド達とRAPA-Fier職員

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荒廃地へ松の苗木を植林