大洋州広域フィラリア対策プロジェクト

Project for Elimination of Lymphatic Filariasis

実施中案件

国名
大洋州地域
事業
技術協力
課題
保健医療
協力期間
2018年10月~2023年2月

プロジェクト紹介

大洋州地域では、現在もリンパ系フィラリア症(LF)の感染が確認されており、制圧に向けた対策が継続されています。感染患者は身体的障害に加えて、社会的・経済的な不利益も被っていることが指摘されています。1999年にWHO西太平洋地域事務局が開始した大洋州リンパ系フィラリア症制圧計画では、大洋州地域におけるLFを2020年までに制圧することを目指し、感染地域において伝播を阻止するための駆虫薬の集団投薬(MDA)、決められたMDA回数を実施した後の定点調査(TAS)、慢性リンパ浮腫患者に対するケアを実施しています。
本協力では、パプアニューギニア、サモア、ミクロネシア、キリバス、ツバル、フィジーにおいて、各国のLF対策課題として残されているMDAやTASを実施するための計画策定や運営能力の強化、疾病管理のためのデータ管理システムの構築を継続的に支援し、LF制圧に向けた対策強化を目指します。

協力地域地図

大洋州広域フィラリア対策プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 2019年10月 州保健局職員へのトレーニング終了時の様子 

  • 2019年11月 集団薬剤投与実施中の様子 

プロジェクトニュース

関連情報