E-JUSTミッションのケニア、ルワンダ訪問
2024年3月2-9日に、橋本副学長、モナ学類長、ハイサム准教授(MTR専攻)、アムル准教授(BAS)、モタズ助教(ECE専攻/国際担当)、ラナ職員(国際課)、岡野専門家、マハさん(JICAプロジェクトプログラムオフィサー)がケニア、ルワンダを訪問しました。
今回の訪問の主な目的は、ケニアのジョモケニヤッタ農工大学(JKUAT)で3日間にわたり開催されたRegional Linkages Workshopへの参加でした。本ワークショップはJKUATで行われているJICA技術協力プロジェクト(Africa Ai Japanプロジェクトフェーズ3)とJKUATとの共催で、アフリカ域内の研究者の交流や連携の可能性を検討することを目的に開催されました。ワークショップには10カ国17大学から約80名の参加者があり、それぞれの大学の紹介や連携分野の提案、また共同研究の可能性などを議論しました。ワークショップ初日には、橋本副学長による特別レクチャーも行われ、日本のロボット研究の紹介と共に、アフリカと日本との研究者交流の重要性についても指摘されました。
ワークショップ会場の様子
橋本副学長のレクチャー
ケニアでは、ワークショップへの参加の他に、交流協定を有するナイロビ大学を訪問し今後の交流促進に向け意見交換を行った他、E-JUSTの同窓生が専攻長を務めるケニヤッタ大学を訪問し、将来の研究面での連携について協議を行いました。さらに、ケニア出身のE-JUST同窓生との懇親会を行い、それぞれ研究者として活躍している状況が報告され、今後、アフリカ域内での研究連携について活発に意見交換が行われました。
ナイロビ大学の外観
ケニヤッタ大学での協議の様子
同窓生との懇親会の様子
同窓生との集合写真
ルワンダでは、ルワンダ大学およびIPRC トゥンバ(Integrated Polytechnic Regional College of Tumba)を訪問しTICAD奨学金事業について説明を行い、今後の連携の可能性について意見交換を行いました。エンジニア(A1)を育成する短期大学としてJICAの支援を受けて設立されたIPRCトゥンバは、現在では学士課程も設置されています。他方、Ph.D.を有する教員は限定的であるため、TICAD奨学金を活用してE-JUSTに教員を留学させることに大変強い関心が示されました。
IPRCトゥンバ校を訪問
ルワンダ大学で記念品授与