ココポ・ラバウルにおけるインフラ開発計画策定プロジェクト

The Project for Kokopo-Rabaul Infrastructure Development Plan

実施中案件

国名
パプアニューギニア
事業
技術協力
課題
都市開発・地域開発
協力期間
2022年1月~2024年1月

プロジェクト紹介

パプアニューギニアの北東部に位置するニューブリテン島は、ニューギニア本島に次ぐ第二の面積を有し、東ニューブリテン州(ENB州)と西ニューブリテン州で構成されています。ENB州のココポ・ラバウル地区は、ラバウル港やトクア空港を有し、周辺島嶼部の産業・物流・人的往来の拠点となっています。主要産業は、ココアやパーム油等の一次産品の輸出であり、対外依存度が極めて高く、港や空港等の社会インフラ整備が必要不可欠です。また、ENB州ではココポ・ラバウル地区を中心に大きな人口増加が見込まれています。このような中、ENB州は、より持続可能な開発を目指し、農産品の加工等の国内産業や観光業の育成を含む「東ニューブリテン州経済開発計画(2003-2030)」及び「東ニューブリテン州戦略開発計画(2011-2021)」を策定し、同州の開発を目指しています。しかし、ENB州の主要な社会インフラについては、トクア空港やラバウル港の施設容量不足や、幹線道路の未舗装による交通障害、不安定な電力供給や質の悪い水道サービスなど、多くの課題を抱えていますが、同州の開発計画に沿った整備計画が存在していません。また、火山、地震、津波などの自然災害に頻繁に見舞われてきています。
この協力では、ココポ・ラバウル地区において、インフラ開発計画を作成することにより、適切な予算措置並びに調和の取れたインフラ整備に寄与します。

協力地域地図

ココポ・ラバウルにおけるインフラ開発計画策定プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 月に1-2回ラバウル港に寄港するクルーズ船 

  • ラバウル港に停留するオイルタンカー船 

  • ココポ-ラバウル沿岸道路の劣悪な状況(巨大なポットホールと土砂が崩れやすい火山灰土壌でできた斜面) 

  • 排水路が機能しておらず舗装がはがれたままの状態になっているラバウル港アクセス道路 

  • 1994年に噴火したタブルブル山 

  • 新しい港湾整備候補地の一つであるアタリクリクン湾 

  • 第1回ステークホルダー会議のグループディスカッション 

  • 第2回ステアリングコミッティー会議 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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