プロジェクトが始動し、第1回JCCが開催されました。

モザンビーク母子栄養サービス強化プロジェクト(通称ProNUT)が2021年5月13日から3年間の予定で開始しました。本プロジェクトは、モザンビークの文脈に適した母子健康手帳の開発と、この手帳を活用したヘルスワーカーとコミュニティ・ヘルスワーカー(呼称APE)の能力強化を通じ、母子の栄養状態の改善に寄与することを目的としています。

COVID-19の世界的な大流行を受け、モザンビークにおいても行動制限がありましたが、遂に8月19日に第1回合同調整委員会(Joint Coordinating Committee)が開催されました。JCCは、オンラインミーティング形式で開催され、カウンターパートの保健省公衆衛生局副局長、栄養課長、母子保健課長、APEプログラム長、プロジェクト対象州のガザ州とニアッサ州および各州対象2郡の保健局、JICAモザンビーク事務所から総勢40名が参加しました。栄養課長が会議全体の進行を担い、最初に公衆衛生局副局長が、続いてJICAモザンビーク事務所長が挨拶をし、次にAPEプログラム長がプロジェクトの概要説明をしました。

JCCでは、プロジェクトの年間計画および中央から州にかけてのプロジェクトマネージメント構造の説明書(TOR)が共有、議論され、承認されました。、最後に母子保健課長が今後の展望と期待を述べ、閉会となりました。プロジェクトがいよいよ始動します。

オンラインJCCの様子

オンラインJCCの様子