大学院生たちとのJICAプロジェクトへの調査研究視察

ホンジュラス国立自治大学(UNAH)修士課程「国際協力と開発プロジェクト運営管理」プログラム(MCIGPD)の学生の大半は社会人学生です。通常は、17:00~20:00の夜間に講義が行われています。そのため、同大学院プログラムの一環として、学生たちがプロジェクト視察の機会を得ることは限られています。同様に、調査研究のための比較対象事例として、ホンジュラス国内で実施されている社会経済開発事業に触れる機会も限られています。
このような背景の下、2023年8月17日~20日、下記目的をもってJICAが実施した「西部地域・開発能力強化プロジェクト(FOCAL)」プロジェクトの現地視察を行うため、同国北西部コパン県を訪問しました(同プロジェクトは「SDGsに資する参加型自治体計画改善プロジェクト」としてフェーズ4実施中。今回視察はフェーズ1対象のイギート市周辺を訪問)。

  • 本プロジェクトで提案したMCIGPD新カリキュラムで活用しうる事例研究に係る検討の一環として、教材作成に向けた情報収集・確認調査の実施(新カリキュラムでの講義における題材、MCIGPD学生向け卒業研究素材などとして検討中)。
  • 学生によるプロジェクト視察の実施(MCIGPD第3期生31名中17名の学生が参加)。
    好評を得た今回の現地視察経験をふまえ、現地視察の重要性を再認識するとともに、本プロジェクトチームではMCIGPD教職員と協力して事例研究の検討を進めていきます。

現地NGOより開発取り組み事例を聴取し、意見交換するMCIGPD教員・学生

現地NGOより開発取り組み事例を聴取し、意見交換するMCIGPD教員・学生

地方自治体関係者に対して積極的に意見交換をするMCIGPD学生

地方自治体関係者に対して積極的に意見交換をするMCIGPD学生

プロジェクト関係者・地域住民からの貴重な経験・教訓を聴取するMCIGPD教員・学生

プロジェクト関係者・地域住民からの貴重な経験・教訓を聴取するMCIGPD教員・学生

プロジェクト関係者、地域住民、MCIGPD教員・学生、日本側専門家との集合写真

プロジェクト関係者、地域住民、MCIGPD教員・学生、日本側専門家との集合写真