第1回本邦研修 『高等教育機関の運営能力強化』 (2023年10月)
本プロジェクト開始後、これまでコロナ禍によって実施が遅れていた本邦研修の第1回目が2023年10月1日~10月14日 (本邦滞在14日間)にかけて実施されました。
今般の研修員は、ホンジュラス国立自治大学(UNAH)修士課程「国際協力と開発プロジェクト運営管理」プログラム(MCIGPD)に携わる大学教員計4名が参加いたしました。
今般研修では、本邦大学との交流、卒業研究に係る知見取得、日本における地方開発の現場視察等を主題として、下記5つの目標をもって実施されました。
- 1 . 日本の国際協力系大学院の卒業研究の進め方や指導方法の知見を深める。
- 2 . 日本の国際協力系大学院の運営・カリキュラム・教科の内容の知見を深める。
- 3 . MCIGPDでの研究対象テーマとして類似プロセスを現地で適用するために、日本における地方開発の現場を視察し、経験を学ぶ。
- 4 . 本プロジェクトを共同企業体として受託する上智大学とのMoU締結後の連携強化・今後の連携方針について協議する。
- 5 . 上記①~④で知見を深めた内容を基に帰国後のアクションプランおよび発表会資料を作成し、帰国後にUNAH/MCIGPD関係者を対象に発表会を実施する。
今般研修で得た知見をふまえ、研修員は今後取り組むべきアクションプランを作成しました。本研修帰国後、研修員はUNAH/MCIGPDでの活用に取り組むこととしています。
上智大学・国連大学共催シンポジウムへの参加
島根県海士町での地方開発経験の視察・協議
名古屋大学での教職員・学生との交流・協議
アクションプラン発表、評価修了式:JICA本部