TODセミナー「タンザニアの投資環境とTOD戦略」の開催

2023年9月8日、東京のJICA本部会議室において、TODセミナー「タンザニアの投資環境とTOD戦略」を開催しました。本セミナーは、2023年9月5日から2023年9月15日の計9日間で開催された本邦研修の一環として実施されました。参加者は、本邦民間企業関係者の計58名(民間企業等38社・公共3機関、対面、オンライン参加を含む)と、本邦研修で来日しているタンザニアのプロジェクト関係者15名です。開会挨拶は、PO-RALG(大統領府地方自治省)のMativila副事務次官、閉会挨拶はDART(ダルエスサラーム高速交通公社)のMhede総裁が行いました。

本セミナーの主な目的は、本邦企業へのタンザニアにおけるTOD促進に関連した投資機会について認知度を向上させること、さらに研修員自らプレゼンターとして説明することで、理解深化と能力向上を図ることです。タンザニアの本邦研修の研修員の代表者4名より、本邦民間企業関係者に向けて、タンザニアにおける投資環境とTODに関連したビジネス機会について発表を行いました。民間企業参加者からは、タンザニア政府による取組みの適時開示、TOD事業拡大への誘導策、PPP事業実施のための具体案件形成を期待するコメントが寄せられました。

今後、このようなセミナーの機会を生かし、タンザニアでのTODによる都市開発事業への本邦企業をはじめとする民間事業者との連携の活動が進められる予定です。

セミナーの様子:タンザニア側からのプレゼンテーション

セミナーの様子:タンザニア側からのプレゼンテーション

セミナーの様子:参加者による意見交換

セミナーの様子:参加者による意見交換