小学校運営改善支援プロジェクト

ネパールでは、2012年時点で小学校1年生の19.9パーセントが留年しています。これは教員の質の低さや学校施設の不足だけでなく、親の教育に対する意識の低さ、少数民族やカーストの問題などが挙げられます。このため本プロジェクトでは地域住民で組織された学校運営委員会（SMC）の設立と、学校改善計画（SIP）の策定および実施を通じた学校運営を導入し、政府の支援と住民参加による学校運営の改善を図り、対象地域における初等教育の就学率及び中退率の改善に寄与しました。