災害情報の利活用の改善を通じた防災能力向上プロジェクト
The Project for Enhancement of Disaster Risk Reduction through Improvement of the Disaster Risk Information and Communication Framework in Indonesia
実施中案件

- 国名
- インドネシア
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 都市開発・地域開発
- 協力期間
- 2023年5月~
プロジェクト紹介
インドネシアは地理的、地形的に地震や津波、火山噴火といった自然災害が発生しやすい国です。2004年のスマトラ沖大地震及びインド洋津波被害がきっかけとなり、事前防災の視点を含む、総合的な防災体制整備へ政策転換し、2007年には防災法が制定され、BNPBが設立されました。こうした変遷に際し、JICAは2007年より継続的に、中央・地方行政の防災体制強化や防災計画策定等を含め多くの防災分野の支援を実施しています。
本事業は、災害リスク削減事業、予算状況、災害リスク等の情報を含む災害関連情報を活用し、防災施策のモニタリング・評価体制の導入を支援します。これにより、国家全体の災害リスク削減事業推進体制の構築を図り、以って災害リスク削減事業の促進や質の向上に寄与するものです。
【上位目標】
確立されたメカニズムに基づき災害リスク削減事業の促進や質の向上が図られる。
【プロジェクト目標】
関係中央機関との協力を通じて、国家としての災害リスク削減事業推進体制が確立される。
【成果】
成果1
災害情報を活用しつつ災害リスク管理プログラムを監視・評価するための手法が作成される。
成果2
災害リスク管理プログラムを監視・評価し、同プログラムを向上させるための仕組みと実施体制が構築される。