5S-KAIZEN-TQM手法による医療サービスの質向上プロジェクト

Project for Quality Improvement of Health Service through 5S KAIZEN-TQM Approach

実施中案件

国名
ジンバブエ
事業
技術協力
課題
保健医療
協力期間
2022年5月~2026年5月

プロジェクト紹介

ジンバブエにおける保健医療分野の状況は、HIV、結核、マラリア等の感染症による死亡率は依然として高い一方、非感染性疾患も主な死因となりつつあります。2015年までの開発目標であったミレニアム開発目標(MDGs)の乳児死亡率削減、HIV/エイズやマラリア等の蔓延防止に引き続き2030年までの持続可能な開発目標(SDGs)を達成するためには、今後も保健医療サービスの質向上を含むさまざまな改善が必要です。

本事業は、ジンバブエの中央病院及び州病院において、保健児童福祉省質管理患者安全局(QAPS局)及び州保健局の各病院に対する 5S-KAIZEN-TQM 手法を活用した病院マネジメントの指導・監督能力強化と各病院の実施監理体制を強化します。これにより、対象病院の病院マネ ジメントの向上を図り、もって対象病院の保健医療サ-ビスの質向上を目指します。

(1)上位目標:保健児童福祉省 QAPS 局の指導の下、対象病院の保健医療サービスの質が向上する
(2)プロジェクト目標:保健児童福祉省 QAPS 局の指導の下、対象病院の病院マネジメントが向上する職場改善チーム(以下「WIT」)の機能評価スコア4が 70%以上になる
(3)成果
成果 1: 対象病院の 5S-KAIZEN-TQM 手法の継続的な実施のため、QAPS 局および州保健局の能力が強化される
成果 2:5S-KAIZEN-TQM 手法が対象病院に導入される
成果 3:5S-KAIZEN-TQM 手法を継続するための院内 M&S(病院内でのモニタリング・スーパービジョン)制度が確立され機能する

協力地域地図

5S-KAIZEN-TQM手法による医療サービスの質向上プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • グウェル州病院におけるベースライン調査の様子 

  • 本邦研修での病院視察(富士宮市立病院)の様子 

  • プロジェクトのキックオフ会合の様子 

  • 5S-KAIZEN-TQM手法の国家オペレーショナルガイドライン改訂ワークショップの様子 

  • 5S-KAIZEN-TQM手法に関する研修教材作成・改訂ワークショップの様子 

  • カイゼン研修でのQCストーリーに関するグループワークの様子 

  • ビンドゥラ州病院の病院職員に、5S活動に関するディスカッションや技術指導をしている様子 

  • マロンデラ州病院の業務改善チームが、自身で実践した5S活動を説明している様子 

  • パリレニャトワ中央病院の業務改善チームへのインタビューの様子 

  • チトゥンギザ中央病院で実施した外部モニタリング評価の結果をカウンターパートが病院職員に報告している様子 

プロジェクトニュース

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。