第3回技術セミナーが開催されました

2024年3月6日にモーテルドアンタナナリボ会議室において、第3回技術セミナーが開催されました。

第3回技術セミナーは、マダガスカル国公共事業省事務次官、マダガスカル国側プロジェクト関係者、JICAマダガスカル事務所、日本国側プロジェクト関係者が出席しました。

技術セミナーでは、日本人専門家チームによってプロジェクトの進捗の紹介、各ワーキンググループからは、各種活動紹介が行われました。

ワーキンググループ1(道路点検)&3(道路補修設計)からは道路補修にかかるパイロットプロジェクトの現状ならびに進捗についての説明、ワーキンググループ2(橋梁点検)は橋梁点検のOJT(On the Job Training)についてマダガスカル人カウンターパートに加え日本人専門家からも説明がありました。昼食休憩後は、ワーキンググループ4(データベース)から前日の合同調整会議(JCC)での承認事項でもある舗装管理システム(PMS)(βバージョン)・橋梁管理システム(BMS)の説明、ワーキンググループ5(道路橋梁維持管理計画)から維持管理計画マニュアルの作成状況について共有がありました。最後にワーキンググループ6(人材育成)からトレーニングプログラムについての説明がありました。その後、参加者からの質疑応答の時間が設けられ、積極的なディスカッションが行われました。

参加者は総勢60名弱で、カウンターパートの公共事業省、道路公社、インフラ職業研修大学校、道路基金に加え、国立公共事業・建築研究所や、そのほか民間企業からも参加がありました。

また、セミナーの様子は前日のJCC会議の様子と合わせて合計7社のメディア等で報道されました。

【画像】

写真-1 技術セミナーの様子

【画像】

写真-2 技術セミナー参加者の集合写真

【画像】

写真-3 第3回技術セミナーで地元メディアより取材を受けるマダガスカル国公共事業省事務次官(左から3人目)、公共事業省道路維持管理局長(左)、JICAマダガスカル事務所所長(左から2番目)、日本人専門家チームリーダー(右)