南部地域無収水対策能力強化プロジェクト
The Project for Enhancing Non-Revenue Water Management Capacity in Southern Governorates
実施中案件

- 国名
- ヨルダン
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 水資源・防災
- 協力期間
- 2023年12月~
プロジェクト紹介
ヨルダンは水資源が世界で最も少ない国の1つです。当国内において、南部のアカバ県では、アカバ水道公社(AWC)が水道事業を実施しており、当国で唯一の24時間給水を達成しているなど実績をあげています。ヨルダン南部3県(マアン県、カラク県、タフィーラ県)では、水・灌漑省(MWI)管轄のヨルダン水道庁(WAJ)が直轄で水道事業を運営していましたが、運営管理の能力不足等の理由から間欠給水になっており、給水水質など給水サービスのレベルが非常に低く、顧客との関係も悪い状況になっています。
本事業は、アカバ県及び南部 3 県(マアン県、カラク県、タフィーラ県)における南部 3 県の水道技術者に対するAWCの理論的・実践的な無収水対策に関する座学及び実技研修能力の強化します。これにより、ヨルダン南部の実践的な無収水対策に関する能力向上の枠組みの構築を図り、もってヨルダン南部の無収水削減活動が強化された能力・体制で継続されることを目指します。
【上位目標】
ヨルダン南部の無収水削減活動が、強化された能力・体制で継続される。
【プロジェクト目標】
ヨルダン南部の実践的な無収水対策に関する能力向上の枠組みが構築される。
【成果】
成果 1
AWCが理論的・実践的な無収水対策に関する座学研修を南部3県(マアン県、カラク県、タフィーラ県)の水道技術者に対して実施するための能力が強化される。
成果 2
AWCが実践的な無収水対策に関する実技研修を南部3県の水道技術者に対して実施するための能力が強化される