マタディ港コンテナターミナル整備計画

The Project for Improvement of the Container Terminal of the Port of Matadi

実施中案件

マタディ港コンテナターミナル整備計画
国名
コンゴ民主共和国
事業
無償資金協力(贈与契約(G/A))
課題
運輸交通
贈与契約(G/A)締結(供与期限)
2022年7月
供与額
24.89億円

プロジェクト紹介

当国の主要港であるマタディ港には運輸港湾公社(SCTP)と民間が運営する2つのコンテナターミナルがあります。1930年代に建設されたSCTPコンテナヤードの舗装は大型荷役機械の走行により劣化し、水たまりも多数発生しているため、荷役機械の走行に支障をきたし、また、コンテナの蔵置可能なスペースの減少により蔵置能力が低下しています。加えて、効率的な荷役作業に必須となるターミナルオペレーションシステム(TOS)が未導入のため、荷役効率が低下しています。本事業は、マタディ港において、SCTPコンテナターミナルのコンテナヤード舗装の改良及びTOSの導入を実施することにより、コンテナ蔵置スペースの回復、荷役の安全性の向上、並びに荷役作業の効率化を図ります。これをもってコンテナ需要が拡大する同港のコンテナ取扱容量の増大による物流の安定性向上を目指します。

(1)事業目的
本事業は、マタディ港において、SCTP コンテナターミナルのコンテナヤード舗装の改良及びターミナルオペレーションシステムの導入を実施することにより、コンテナヤードにおけるコンテナ蔵置スペースの回復、荷役の安全性の向上、並びに荷役作業の効率化を図り、もってコンテナ需要が拡大するマタディ港のコンテナ取扱容量の増大による物流の安定性向上に寄与するもの。

(2)事業内容
1)施設:コンテナヤード(約 2.2ha)の舗装改良、雨水排水施設の改良等
2)機材:ターミナルオペレーションシステム(TOS)のアプリケーションソフトウェア、コンピューターハードウェア等
3)コンサルティング・サービス:詳細設計、入札補助、施工・調達監理等

協力地域地図

マタディ港コンテナターミナル整備計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • コンテナヤード全景1 

  • コンテナヤード全景2 

  • コンテナ蔵置状況と舗装の劣化状況 

  • 稼働中のリーチスタッカー 

  • 既存消火栓と照明塔基礎 

  • 既存排水溝 

  • 既存フェンス 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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