緊急復旧計画

The Programme for Emergency Recovery

実施中案件

日本で実施された保守点検指導の様子
国名
ウクライナ
事業
無償資金協力(贈与契約(G/A))
課題
平和構築
贈与契約(G/A)締結(供与期限)
2023年3月
供与額
224.40億円

プロジェクト紹介

2022年に始まったロシア軍によるウクライナへの侵略は長期化、同年10月以降はウクライナ国内の電力・エネルギー関連施設や民間の施設を狙ったミサイル攻撃や砲撃等が続き、度重なるシェルターへの避難や計画停電を余儀なくされるなど同国での市民生活は益々厳しい状況となっています。

本事業はウクライナ政府及び国際社会と連携して、同国の緊急復旧に資する優先度の高いニーズに取り組むものです。具体的には、計9分野(地雷・不発弾対策、瓦礫・災害廃棄物処理、運輸交通、電力・エネルギー、水供給、下水、保健医療、教育、農業)の緊急復旧に必要な資機材等を調達することにより、本格的な復旧・復興に向けた基盤整備、避難民の帰還に資する生活再建、基幹産業である農業の回復を図ります。

①事業の目的

本事業は、ウクライナにおいて、緊急復旧に必要な資機材等の調達を実施することにより、本格的な復旧・復興に向けた基盤整備、避難民の帰還に資する生活再建、基幹産業である農業の回復を図り、もって同国の緊急復旧に寄与するもの。

② 事業内容

ア)施設、機材等の内容
【機材】地雷・爆発物探知・処理機材、瓦礫・災害廃棄物処理用機材、運輸・交通インフラ復旧資機材、電力・エネルギー供給復旧用資機材、水供給・下水処理関連資機材、医療関連機材、教育関連機材、農業関連資機材、及び前述資機材の関連装備品等
※流動的な情勢を踏まえ、施設・機材等の内容は先方のニーズに応じて変更の可能性あり。

イ)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容
なし

ウ)調達・施工方法
機材内容・納期及びウクライナ国内のニーズ調査に基づき、本邦調達を優先しつつも、資機材内容により、本邦、被援助国、第三国より選択する。

協力地域地図

緊急復旧計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 機材輸送の様子(電源車)(写真提供:Ukrainian Sea Ports Authority) 

  • 機材輸送の様子(電源車)(写真提供:Ukrainian Sea Ports Authority) 

  • 機材輸送の様子(電源車)(写真提供:Ukrainian Sea Ports Authority) 

  • 日本で実施された保守点検指導の様子 

  • Leonid Pohorily Instituteに引き渡された発電機(写真提供:Leonid Pohorily Institute) 

  • 供与された種子の播種前準備の様子(写真提供:Leonid Pohorily Institute) 

  • 国家非常事態庁(SESU)に供与された地雷探知機(ALIS)と車両。 

  • 国家非常事態庁(SESU)に供与された車両 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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