タマレ市における電力供給安定化計画
The Project for the Stabilization of Power Supply in Tamale City
実施中案件
- 国名
- ガーナ
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 資源・エネルギー
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2025年3月
- 供与額
- 19.92億円
プロジェクト紹介
ガーナは、産業振興のため電力を含めたインフラ整備を重点課題の一つに掲げています。プロジェクトサイトとなるノーザン州都のタマレ市は、ガーナ国内の4基幹都市の一つであり、西アフリカ成長リングのうちブルキナファソとアクラ市を南北に結ぶ回廊上に位置する商業都市で、交通の要所でもあります。タマレ市では、急増する電力需要に対し配電網の容量不足とそれに起因する配電ロスが不安定な電力供給の一因となっており、タマレ市内の行政機関、商業施設の他、州立病院であるタマレ中央病院においても安定した医療サービスの提供に影響が出るなど、社会経済活動に影響を及ぼしています。
本事業は、ガーナ北部配電会社(NEDCo)が作成した、「NEDCo配電マスタープラン(2021-2030)」において優先事業として計画された、市中心部の行政機関や医療機関が所在する州政府評議会(Regional Coordinating Council:RCC)エリアに変電所の新設及び配電線の敷設を行うものです。
【事業の目的】
本事業は、ガーナ北部の基幹都市であるノーザン州タマレ市において変電所及び配電網を新設することにより、同市の電力供給の安定化を図り、もってノーザン州の社会経済開発・生活基盤の強化に寄与するもの。
【事業内容】
1)施設、機材等の内容:
RCC一次変電所(電圧階級34.5/11.5kV、設備容量20MVA×2台)の新規建設、同変電所から既設タマレ境界変電所(BSP:Bulk Supply Point)へ接続する34.5kV準送電線の整備(約6km)、およびRCC一次変電所からの11.5kV配電網の整備(約7km)。
2)コンサルティングサービス/ソフトコンポーネントの内容:
詳細設計、入札補助、調達監理を実施。ソフトコンポーネントは行わない。供与される機材・設備は既存のものと同様であり、これらの設備の運転維持管理に係る技術移転については製造業者の技術者により初期操作指導、運用指導を通じて行う。
3)調達・施工方法:
一般的な建設資材は現地調達、変電設備・配電用機材は基本的に日本または第三国から調達する。当国では、骨材やセメント、鉄筋、一般建物用の壁材、天井材の調達は可能であり、建設機械・重機及び運搬車両のリースも可能であることから、施工においては可能な限り現地で調達可能な資材を採用する。本事業の変電設備・配電設備の工事を実施できる業者も複数社あり、同市内の工事業者より調達する。
協力地域地図

