ブワンジェバレー灌漑開発計画

Bwanje Valley Irrigation Development Project

国名
マラウイ
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
農業開発/農村開発
交換公文(E/N)署名
1997年4月~
供与額
18.91億円

プロジェクト紹介

マラウイのブワンジェバレー地域では、主として小規模自作農業による天水農業が行われていましたが、年間降水量が少ない上に降雨量の変動が激しく、旱魃の被害を受けやすい環境でした。しかし、同地域は首都に近いほか、開発可能な水資源や農業開発に適した土地条件を備えていました。この協力では、同国の農業開発構想に基づき、800ヘクタールの農地灌漑施設の建設などを支援しました。これにより、1ヘクタールあたりの米の収量が約1トンから約4トンに増えるなど、安定的な食糧供給と、地域社会生活の活性化に貢献しています。

協力地域地図

ブワンジェバレー灌漑開発計画の協力地域の地図

協力現場の写真

  • この協力で建設されたブワンジェバレー灌漑施設(頭首工)。 

  • この協力で整備された灌漑水路。 

  • 灌漑水路は農民が組合を組織し、協力し合い維持管理している。 

  • この協力で整備された灌漑施設。2,000名を超える農民が主に米作を行っている。収穫された米の評判は高く、マラウイの一村一品(One Village One Product)商品として、首都や空港などでも販売されている。(注)一村一品とは、村ごとに特産品を育てることでマーケットを形成し、地域経済の活性化につなげようという試み。 

  • この協力で整備された灌漑面積は約800ヘクタール(東京ドーム17個分強)。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

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