セコンディ漁港建設計画

The Project for Construction of Sekondi Fishing Port

終了案件

国名
ガーナ
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
水産
交換公文(E/N)署名
1997年6月~
供与額
16.98億円

プロジェクト紹介

ガーナ西部地域の中心的な漁港であるセコンディ漁港は、漁船が直接接岸できる水揚施設がなく、給油・給水、製氷施設など漁業関連インフラも整備もされていないため、作業効率と漁獲物の鮮度保持に支障をきたしていました。この協力では、セコンディ漁港の整備(防波堤、岸壁、護岸、製氷施設建設など)を支援しました。これにより、操業率はウェスタン州の主要な陸揚げ漁港の中で最高値を記録し、陸揚げ量についても建設直後の1999年と2003年で14倍まで拡大するなど、同国の西部地区の漁業振興に寄与しました。

協力地域地図

セコンディ漁港建設計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • プロジェクトサイトとなるセコンディ漁港事務所。プロジェクト誘致に貢献した故国会議員名がついた他、開港式には橋本元首相が出席した。 

  • 日産15トンの製氷施設。漁獲物の鮮度が保たれやすくなった。 

  • 生産された氷塊(25キログラム単位)の出荷の様子。セコンディ漁港の収入の8割を占める。 

  • 冷蔵施設の外観。雇用創出に貢献している。 

  • 荷捌場の外観。直接接岸しての陸揚げが可能となり、湾内の岸壁係留、荷捌、出港準備が効果的に行われるようになった。 

  • 刺し網の保全作業。漁港整備により操業率が大幅に増加し、陸揚げ時間帯以外は保全作業が行われる。 

  • 防波堤の様子。荒天による影響を抑え、港湾の安全性が高まった。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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