初等・中等理数科教育改善計画（第1期）

インドネシアでは、1994年より義務教育が6年から9年に延長されました。同時に、科学技術の進歩に応じた理数科教育の強化が新たな課題となり、教員の質の向上、教育施設の改善などが求められていました。この協力（第1期）では、インドネシア教育大学理数学部、ジョグジャカルタ国立大学理数学部、マラン国立大学理数学部に対し、実験室用機材の整備を支援しました。本無償資金協力と連携して実施体制の強化や現職・新卒の理数科教員の能力向上を目的とした技術協力プロジェクトも実施され、同国の理数科教育の水準の向上に寄与しました。