トリブバン国際空港近代化プログラムにおける航空管制設備改善計画

The Project for Improvement of Existing Air Traffic Services System under the Tribhuvan International Airport Modernization Project

終了案件

国名
ネパール
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
運輸交通
交換公文(E/N)署名
1999年10月~
供与額
12.72億円

プロジェクト紹介

ネパールのトリブバン国際空港は、同国唯一の国際空港として物資輸送・観光促進の中心的役割を果たしていますが、カトマンズ盆地に位置し、周囲を険しい山脈に囲まれているため、離着陸する航空機は常に安全上の問題を抱えています。さらに、空港無線システムなどの老朽化で航空管制の信頼性も低下しており、機器の更新が緊急の課題でした。この協力では、管制および通信設備、気象観測設備、電気設備などの整備を支援しました。これにより、同空港における空港管制の信頼性および安全性の向上を図りました。

協力地域地図

トリブバン国際空港近代化プログラムにおける航空管制設備改善計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 電源を安定的に供給する装置(CVCF) 

  • 管制官が航空機を管制・制御する装置(DEDS) 

  • 航空機の位置情報などをモニターする装置(PPI) 

  • 航空機の位置情報を検出するレーダー(PSR) 

  • レーダーのアナログ信号をデジタル信号に変換し、自動追尾する装置(RDP) 

  • 航空機の応答信号により、航空機の高度を識別するレーダー(SSR) 

  • RDPシステムを制御および監視するシステムコンソール 

  • 管制官が訓練に使用するシミュレーター 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

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