ラグナ・コロラダ地熱発電所建設事業(第二段階)
Laguna Colorada Geothermal Power Plant Construction Project(Second Stage)
実施中案件

- 国名
- ボリビア
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 資源・エネルギー
- 借款契約(L/A)調印
- 2017年3月~
- 借款契約額
- 614.85億円
プロジェクト紹介
ボリビアの電源は、7割が同国で産出される天然ガスによる火力発電です。同国南西部で総輸出額の約2割を占めている鉱物資源開発は、多くの電力が必要ですが、発電源の中央部から長距離送電により供給されており、既設送電線事故が起きた場合は経済に与える影響が大きいため、電力の安定化が課題となっています。また、同地域は標高が高く、燃焼効率が悪いため火力発電所建設に適さず、水力発電の適地でもないことから、大規模な発電所がありません。この協力は、同地域で地熱発電の可能性があるポトシ県ソル・デ・マニャナ地熱地帯において、地熱発電所や送変電線設備等を行います。これにより電源の多様化と安定した電力供給および気候変動の緩和を図り、同国の経済発展に寄与します。