バチェンガ‐レナ間道路整備事業
Batchenga - Lena Road Project
実施中案件

- 国名
- カメルーン
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 運輸交通
- 借款契約(L/A)調印
- 2015年3月~
- 借款契約額
- 62.64億円
プロジェクト紹介
カメルーンの中央州は、鉱物資源に恵まれるほか、コーヒーなどを日本にも輸出している有数の農業地域です。しかしながら、同国を南北に縦断する道路は未舗装の悪路であり、同地域の運輸インフラの未整備が流通拡大の障害のひとつとなっています。また、隣接するチャドなどの内陸国の経済が、同国経由の物流に依存していることから、内陸諸国の経済発展にも影響を与えています。この協力では、アフリカ開発銀行(AfDB)との協調融資で、首都ヤウンデと北部チャド国境を結ぶ未舗装のバチェンガ~レナ間の幹線道路のうち、マンキン~ヨコ区間(82.1キロメートル)の舗装整備を支援します。これにより、同国の輸送能力の増強と地域開発を図り、内陸諸国の域内経済の活性化などに寄与することが期待されます。