シハヌークビル港新コンテナターミナル拡張事業（第一期）

カンボジアで唯一の大水深港であるシハヌークビル港は、カンボジア経済を支える重要な物流拠点であり、物流の中継基地となることが期待されています。堅調な経済成長を背景に、同港が扱うコンテナ貨物取扱量は今後も増加が見込まれます。本事業は、カンボジア唯一の大水深港であるシハヌークビル港において、新コンテナターミナルを拡張することにより、本港のコンテナ貨物取扱容量の向上を図り、もって本港に寄港する航路数の増加及びカンボジアの貿易促進を目指します。

① 事業の目的
本事業は、カンボジア唯一の大水深港であるシハヌークビル港において、新コンテナターミナルを拡張することにより、本港のコンテナ貨物取扱容量の向上を図り、もって本港に寄港する航路数の増加及びカンボジアの貿易促進に寄与するもの。
② 事業内容
ア） 土木工事：NCT2 の整備、NCT3 の整備、航路・泊地の浚渫（水深 14.5m）、ターミナル施設（管理棟、その他関連設備）の整備等
イ） 荷役機械等の調達・据付：ガントリークレーン（6 基）、ゴムタイヤ式門型クレーン（RTG）（20 基）、ヤード・トレーラー（35 台）、リーチスタッカ―（4 台）等
ウ） 船舶の調達：タグボート（2 隻）、パイロットボート（1 隻）コンサルティング・サービス：詳細設計（土木工事部分）、基本設計（荷役機械・船舶部分）、入札補助、施工監理、環境社会配慮支援、技術移転等