メコン地域通信基幹ネットワーク整備事業
Greater Mekong Telecommunication Backbone Network Project
終了案件

- 国名
- カンボジア
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 情報通信技術
- 借款契約(L/A)調印
- 2005年3月~
- 借款契約額
- 30.29億円
プロジェクト紹介
カンボジア中部のカンポンチャムから首都プノンペン、さらに同国唯一の外港であるシハヌークヴィル港につらなる中部地域は、同国の人口の45パーセントが住む経済活動の中心地です。「成長回廊地域」として位置づけられているこの地域は、製造業を中心に1998年から2000年の間に年間15パーセントの経済成長を遂げていることから、通信需要も急速に増加すると予測されていました。一方、同国の都市間の通信は携帯電話会社が設置している無線ネットワークに依存しており、大容量かつ安定的な情報伝達が困難な状況であることから、通信ネットワークの未整備は外資企業を含む産業誘致・発展を阻害するものと懸念されていました。この協力では、シハヌークヴィル、プノンペンおよびカンポンチャムを結ぶ「成長回廊地域」において、光ケーブル敷設及び関連施設・設備の整備を行うことにより、同地域の通信能力の向上及び増大する通信需要への対応を支援しています。