カイロ・アレキサンドリア送電網事業
CAIRO-ALEXANDRIA TRANSMISSION SYSTEM PROJECT
終了案件

- 国名
- エジプト
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 資源・エネルギー
- 借款契約(L/A)調印
- 2003年7月~
- 借款契約額
- 50.01億円
プロジェクト紹介
エジプトでは、1997年から20年間で約3倍の電力需要増が見込まれていることから、急ピッチで電力供給量の増加を図っていました。特に電力需要の伸びが顕著なカイロ地域、デルタ地域、アレキサンドリア地域においては、新規発電所の建設が進められていましたが、既存の220キロボルトの送電網は容量不足に陥っており、これら新設発電所の電力を安定的に送電することが困難な状況でした。この協力では、500キロボルト送電線の敷設および変電所の新設を支援しました。これにより、同国内最大の電力需要地に対して効率的で信頼性の高い送電を行い、同国の経済発展および民生の安定に寄与しました。