電力部門緊急整備事業
POWER SECTOR EMERGENCY IMPROVEMENT PROJECT
終了案件

- 国名
- エルサルバドル
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 資源・エネルギー
- 借款契約(L/A)調印
- 1993年3月~
- 借款契約額
- 88.17億円
プロジェクト紹介
エルサルバドルでは、内戦の影響で電力部門の整備が立ち後れ、発電・送配電能力が低下していました。特に送電線・変電所の損傷が激しく、1992年の送電ロス率は6.5パーセントと極めて高くなっていました。経済回復に伴う電力需要の増加が見込まれる中、電力部門の整備が緊急の課題となっていました。この協力では、老朽化が著しいアカフトラ火力発電所の修復および送・配電施設の新設・修復を支援しました。これにより、予備電源の確保を含め、電力供給能力の拡充と安定性の向上を図り、同国の戦後復興および経済成長に寄与しました。