水道セクターリハビリ事業

ガーナでは、1970～1980年代初頭の深刻な経済危機により、施設の整備・維持管理が進まず、全国の水道システムのうち3分の1以上が機能不全の状態になりました。地方水道の普及率も40パーセントと低く、サブサハラ・アフリカ諸国平均の45パーセントも下回っており、水道セクターの再建が急がれていました。この協力では、ボルタ州および北部地域の9ヵ所の給水システムにおいて、水道施設の修復および拡張と、維持管理用施設の建設などを支援しました。これにより、給水サービスの改善を図り、住民の衛生水準の向上に寄与しました。