クルヌール・クダッパ水路近代化事業(2)
KURNOOL-CUDDAPAH CANAL MODERNIZATION PROJECT(2)
終了案件

- 国名
- インド
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 農業開発/農村開発
- 借款契約(L/A)調印
- 2004年3月~
- 借款契約額
- 47.73億円
プロジェクト紹介
インドにおける農業は、雨期の降雨量の多少に大きく左右され、安定した生産が確保されていなかったことから、灌漑施設整備を通じた農業用水の確保が重要視されていました。農業が重要な産業であるアンドラ・プラデシュ州のクルヌール・クダッパ間の灌漑システムは、1860年代に航路運搬目的で建設され、その後1930年代に灌漑施設に転換されましたが、著しい施設の老朽化などによって同システムの末端まで水が届かず、乾期を中心として必要な水量が確保されないなどの問題が生じていました。この協力(第1~2期)では、同灌漑施設の改修および近代化を支援しました。これにより、水効率の向上、灌漑面積の回復、農業生産の拡大を図り、同州の農民所得の向上に寄与しました。