インディラ・ガンジー運河地域植林事業

インドのラジャスタン州西部には、インド大砂漠（タール砂漠）がありますが、砂漠化の進行に伴い、地域住民の生活が脅かされていました。州政府は、タール砂漠地域の灌漑可能な地域において総合地域開発事業「インディラ・ガンジー・ナハール・プロジェクト」を開始し、運河の建設、灌漑、飲料水の供給などに取り組んできました。日本はこの協力で、同プロジェクトの一環として、水路、道路、耕地などを守る植林・牧草地開発を支援しました。これにより、インフラと土地の保全を図り、地域住民の生活改善に寄与しました。