バンドン工科大学整備事業（2）

インドネシアのバンドン工科大学は、理工系分野では国内最高学術水準を有する大学です。しかし、学生数に対して、教育施設の整備、教官の質・量が不足しており、教育の充実が課題となっていました。日本は、同大学が策定した大学整備マスタープランに基づき、第1期事業で同大学の教育・研究設備の整備などを支援しました。この協力（第2期）では、教育研究棟の建設、教育や研究用機材の調達、教官の留学プログラムの実施などを支援しました。これにより、大学院教育の質的・量的拡充および研究活動の強化を図り、産業・学術研究分野で中核となる人材の育成に寄与しました。