地方電化事業(2)

RURAL ELECTRIFICATION PROJECT PHASE 2

終了案件

国名
インドネシア
事業
有償資金協力
課題
資源・エネルギー
借款契約(L/A)調印
1996年12月~
借款契約額
61.15億円

プロジェクト紹介

本事業が計画された当時の国家開発5ヵ年計画(1994~1998年)では、未電化村の電化による住民の生活水準の向上および地域間格差の是正を掲げており、開発目標に沿った電化事業が実施されていました。日本は第1期事業において村落の電化や地方都市へのディーゼル発電機の設置、小水力発電所の建設などを支援しましたが、本事業(第2期)では、対象村落における配電網整備やディーゼル発電機の建設を支援しました。これにより対象地域における電力供給状態の改善を図り、貧困削減への対応強化および地方の開発に寄与しました。

協力地域地図

地方電化事業(2)の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • バユン・アシン県ムアラ・テラン郡タラン・ジャヤ村に設置された小規模ディーゼル発電機。郡内11村に電力を供給している(オフグリッド電化)。 

  • タラン・ジャヤ村の電気料金回収所。 

  • 東ロンボク県マスベギック郡ケッシク村のモスク内での宗教教育。電化により、夜間のモスクでのイスラム教教育が行えるようになった。 

  • ケッシク村の瓦産業。電化により必要に応じて日没後の労働も可能となったため、小規模産業(瓦、レンガ)の生産性が向上した。 

  • 受益者インタビューに回答する住民。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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