ウォノレジョ多目的ダム建設事業（2）

スラバヤ市は、1980～1990年にかけてめざましい発展を遂げた一方で、乾期の水不足が課題となっていました。同市を含むブランタス川下流域ではさらなる水需要増が予測され、新たな水源確保が求められていました。また、同河川中流域のトゥルンアグン県では、支流河川から頻発する洪水被害に加え、電力供給不足も深刻でした。第1期事業では多目的ダム建設などを支援し、本協力（第2期事業）では、ポンプ施設や堰、水路建設などの支援を行いました。これにより対象地域に生活・工業用水の原水が供給され、洪水被害の軽減、電力供給の充実を図りました。