ビリビリ灌漑事業
BILI-BILI IRRIGATION PROJECT
終了案件

- 国名
- インドネシア
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 農業開発/農村開発
- 借款契約(L/A)調印
- 1996年12月~
- 借款契約額
- 54.72億円
プロジェクト紹介
インドネシアでは、都市化・工業化による耕地面積の減少などにより、主食である米の自給率の維持が不安定となっていました。そこで南スラウェシ州の州都マカッサル市近郊に、日本の円借款にて建設されたビリビリ多目的ダムの水資源を活かすため、灌漑施設の整備が急がれていました。日本は、頭首工などの建設・修復、幹線・二次水路および排水路の建設、維持管理用機材の整備を支援しました。これにより灌漑用水の安定供給が達成され、対象地域では米の年間生産高が87~139パーセント増加し、地域農民の生活水準の向上に寄与しました。