沿岸無線整備事業(4)
MARITIME TELECOMMUNICATION SYSTEM DEVELOPMENT PROJECT(4)
終了案件

- 国名
- インドネシア
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 情報通信技術
- 借款契約(L/A)調印
- 2004年3月~
- 借款契約額
- 55.67億円
プロジェクト紹介
インドネシア近海は、東アジアと欧州・中東などを結ぶ海上交通の要衝ですが、同海域では海難事故が年平均204件(1982~2000年)、海賊事件が年間103件(2002年)発生していました。一方で、SOLAS条約(海上人命安全条約)は、1988年の改正で、国際航路就航船および地上無線局が1999年2月までに全世界海上遭難安全システム(GMDSS)に対応するよう締約国に義務付けました。また、国際航路就航船が2004年12月までに船舶自動識別装置(AIS)を搭載するよう義務付けました。この協力(第4期)では、沿岸無線局に対し、GMDSS設備(33局)とAIS設備(4局)の設置を支援しました。これにより、SOLAS条約対応、海難事故防止・海難救助体制整備および海賊・海上テロ対策に寄与しました。