コール・アルズベール肥料工場改修事業
KHOR AL-ZUBAIR FERTILIZER PLANT REHABILITATION PROJECT
終了案件

- 国名
- イラク
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 民間セクター開発
- 借款契約(L/A)調印
- 2008年1月~
- 借款契約額
- 181.20億円
プロジェクト紹介
イラクは、長年の経済制裁と紛争により経済、社会に大きな打撃を受けています。農業セクターにおいては、1980年代までは80~100パーセントに達していた主要穀物の自給率が、2003年には約20パーセントにまで落ち込んでいるほか、野菜についてはほぼ100パーセントを輸入に頼るなど、大幅な需給ギャップが生じています。この対応策として、2005年6月の国家開発戦略では、農業生産性の向上などが今後の重点施策とされました。この協力では、老朽化したコール・アルズベール肥料工場へ緊急に必要となる機器の供給等を行いました。これにより、同工場の生産能力の向上を図り、肥料(尿素)供給の増大を通じた農業生産性の向上と同国の経済、社会復興に寄与しました。