メクネス-フェズ間鉄道複線化事業

MEKNES-FES TRACK DOUBLING PROJECT

終了案件

国名
モロッコ
事業
有償資金協力
課題
運輸交通
借款契約(L/A)調印
2001年2月~
借款契約額
49.47億円

プロジェクト紹介

モロッコ最大の商業都市カサブランカからラバト~メクネス~フェズまで約320キロメートルを結ぶ国有鉄道は同国の経済発展の軸となっています。1975年以降、輸送力増強を目的に順次複線化が進められできましたが、最終区間としてメクネス~フェズ間の57キロメートルが残っており、この協力で同区間の複線化を支援しました。これにより全線複線化が完了し、輸送量増、列車運行本数増、所要時間増、最高速度の向上が実現し、旅客輸送は年平均約8.4パーセント(人・キロベース)伸びており、沿線地域の経済発展に貢献しました。

協力地域地図

メクネス-フェズ間鉄道複線化事業の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • フェズ駅。線路複線化により、客車と貨物車も並行して走り、輸送効率の大幅なアップになっている。(写真提供 久野 真一) 

  • 保線作業員たち。後方の建物は、日本の支援によりリニューアルされた送電設備。(写真提供 久野 真一) 

  • フェズ〜メクネス間に架かる854メートルの陸橋。(写真提供 久野 真一) 

  • 複線化した線路。(写真提供 久野 真一) 

  • 複線化した線路。(写真提供 久野 真一) 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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