ヤンゴン都市開発事業

ミャンマーでは、2011年の民政移管・経済の自由化以降、高い経済成長を続けており、特に、経済活動の中心地ヤンゴン都市圏では急速に開発が進んでいます。その結果、ヤンゴン都市圏の人口は約560万人（2011年）から約619万人（2016年）に増加しています。JICAは、ヤンゴン都市圏が将来にわたり持続的な開発を進めるために、2012年8月からミャンマー国ヤンゴン都市圏開発マスタープランおよびヤンゴン総合都市交通計画（以下、「マスタープラン」）の策定・改訂を支援してきました。本協力では、同マスタープランにおいて早期に対応すべき課題とされる、洪水被害軽減のための排水路改修、主要道路の渋滞要因対策等を実施することにより、同市における都市環境の改善を図り、同市の経済・社会発展に寄与します。