ラゴス州及びオグン州送電網強化事業
The Lagos and Ogun Power Transmission System Improvement Project
実施中案件
- 国名
- ナイジェリア
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 資源・エネルギー
- 借款契約(L/A)調印
- 2022年12月
- 借款契約額
- 261.8億円
プロジェクト紹介
ナイジェリアは世界有数の石油・ガス産出国であり、アフリカ最大のGDP及び人口を誇る一方、送電部門容量の不足により、最大推定需要に対する電力供給量の不足が大きな問題となっています。これにより当国の電化率は全国平均56.5%(2018年)に留まり、国民の約半数が電気を使用しない生活を送るとともに、恒常的な停電は当国経済成長の阻害要因ともなっています。
本事業は、当国の経済・商業活動の中心地であるラゴス州及び同州に隣接するオグン州において、送電線の新設及び変電所の新設・増強を行うことにより、両州の送電容量の増強及び電力系統の安定化を図り、もって同地域における経済・社会開発への寄与を目指すものです。
① 事業の目的
本事業は、ナイジェリア南西部ラゴス州及びオグン州において、送電線の新設及び変電所の新設・増強を行うことにより、両州の送電容量の増強及び電力系統の安定化を図り、もって同地域における経済・社会開発に寄与するもの。
② 事業内容
1)土木・建設工事:ラゴス州及びオグン州における送電線の新設(330kV(約110km)、132kV(約 105km))、変電所の新設・増強
2)コンサルティング・サービス:概略設計(変電コンポーネント)、詳細設計(送電線コンポーネント)、入札補助、施工監理、環境社会配慮支援、運営/維持・管理に係る技術支援