固形廃棄物処理事業（フェーズ 2）

ペルーでは、一日あたり約2万トンの一般廃棄物（家庭ゴミや商業ゴミ）が発生しています。しかし、その多くが衛生埋立処分場で処理されておらず、ゴミ捨て場への投棄や、野積み方式による処分が行われており、地下水や水源の汚染、周辺住民の衛生環境の悪化といった問題を引き起こしています。本事業は、フェーズ1で衛生処分場が新規に建設されたペルーの各都市において、これまで使用されていたオープン・ダンピング・サイトを閉鎖することにより、統合的な廃棄物の処理・管理能力の向上を図り、もって本国の環境改善に寄与するものです。

（１） 事業目的
本事業は、フェーズ1で衛生処分場が新規に建設されたペルーの各都市において、これまで使用されていたオープン・ダンピング・サイトを閉鎖することにより、統合的な廃棄物の処理・管理能力の向上を図り、もって当国の環境改善に寄与するもの。
（2） 事業内容
ア） オープン・ダンピング・サイトの閉鎖（最終覆土、ガス抜き施設、雨水集排水施設、浸出水排水施設等の設置）
イ） 事業支援および廃棄物処理・管理能力向上に係る役務（詳細設計、施工監理、事業補助活動、地方自治体への支援活動、住民への啓発活動、社会参加支援プログラム、コミュニケーションプログラム）
ウ） コンサルティング・サービス（国際コンサルタントによる事業マネジメント支援）