電力フロンティア拡張事業(3)(ロレト州)
Electric Frontier Expansion Project (3) - Dept of Loreto
終了案件

- 国名
- ペルー
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 資源・エネルギー
- 借款契約(L/A)調印
- 2009年3月~
- 借款契約額
- 7.55億円
プロジェクト紹介
1990年代、ペルーでは農村地域の電化の遅れが大きな課題となっていました。なかでも人口の45パーセントを擁するアンデス、アマゾン地域では電化率は20パーセントに過ぎず電化の推進が急務となっていました。ペルー政府は、1993年以降、農村電化事業を積極的に進め、10年間で農村地域の平均電化率を5パーセントから32パーセントまで押し上げましたが、山岳地域などの過疎地の電化のニーズは引き続き高い状況でした。第1期・第2期につづくこの協力では、国内で最も電化率の低いカハマルカ州、ワヌコ州およびロレト州において送配電網の整備を行いました。これにより、対象地域の電化率向上を図り、地域住民の生活水準の向上および社会・経済活動の活性化が期待されます。