森林管理事業

フィリピンでは、大規模な森林伐採などによって、森林被覆率が約22パーセント（1990年）まで減少しました。これにより保水能力が低下し、土砂崩れや洪水被害の要因となっており、さらなる貧困を招く悪循環に陥っています。この協力では、災害に脆弱なルソン島のマガット・カガヤン川上流域、パンパンガ川流域、パナイ島のハロール川流域において、住民参加型の森林管理および生計改善活動などを支援します。これにより、森林を再生し、洪水や土砂災害リスクの軽減に寄与します。