パンジャブ州灌漑システム改善事業
Punjab Irrigation System Improvement Project
終了案件

- 国名
- パキスタン
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 水資源・防災
- 借款契約(L/A)調印
- 2008年5月~
- 借款契約額
- 113.82億円
プロジェクト紹介
農業はパキスタン経済の柱であり、最も外貨獲得を行うことが出来る分野であるとともに、繊維・製糖等の主要産業への原材料供給を行う基幹産業です。また同国では、貧困人口比率が都市部と比較して農村部で高いため、農業開発は経済成長のみならず、農村部の貧困削減にも重要です。同国においては灌漑農地が全農地の8割以上を占めるため、灌漑セクターの開発が農業振興・農村活性化の鍵と認識されています。本協力は、最大の灌漑面積を有するパンジャブ州において、灌漑施設・水資源管理関連施設の改修、農民組織の設立・育成支援、地下水保全管理に係る支援を実施することにより、農業生産性の向上を図り、貧困緩和に寄与しました。
①事業の目的
本事業は、パンジャブ州にて、第三次水路を中心とした灌漑施設・水資源管理関連施設の改修、農民組織の設立・育成支援、地下水保全管理に係る支援を実施することにより、農業生産性の向上を図り、もって貧困緩和に寄与するものである。
②事業概要
1)漑施設改修(第三次水路及び関連構造物の改修)
2)農民組織設立・育成
3)地下水管理改善
4)コンサルティング・サービス(詳細設計、入札補助、施工監理等)