クワンデベレ給水事業

南アフリカの首都プレトリアから東へ約60キロに位置するクワンデベレ地域は、首都への通勤圏として急激な人口増加が進みました。しかし旧体制下では黒人居住地域であった同地域では主として公共水栓による給水が行われており、家庭への上水道などのインフラ整備が遅れていました。また、地区によって1人あたりの給水量には大きな格差があり、早急な改善が求められていました。日本は、クワンデベレ地域への導水管の敷設や調整池の建設などを支援しました。